区分介護

介護における「区分介護」とは?

ご利用者様の状況や状態及びご要望に応じて、サービス内容や最適な環境を、ご利用者様が選択できる介護のことです。

あなたらしい暮らしを支える、きめ細やかなサポート

一つは、国の介護保険制度で定められている「要介護度」のこと。これは「要支援1」や「要介護3」のように、介護の必要度合いを示す公的な区分で、受けられるサービスの種類や量が決まります。そして、もう一つが、私たちが特に大切にしている「区分介護」という考え方です。

こもれびの杜グループの区分介護

公的な制度とは異なり、ご利用者様お一人おひとりの「こう生きたい」という想いに寄り添い、その方に合わせた介護の形を細かく調整していくことを指します。

私たち一人ひとりが違うように、介護を必要とする方も、それぞれ異なる人生を歩んでこられました。大切にしていること、習慣、好きなこと、価値観…。これらはすべて、その方の「らしさ」を作る大切な要素です。
もし、すべての方に同じ介護サービスを提供してしまうと、その方らしい生活が失われてしまう可能性があります。私たちは、画一的なサービスではなく、「その人らしい暮らし」を尊重し、最期まで自分らしく生きることをサポートしたいと考えています。

「区分介護」の考え方に基づき、こもれびの杜グループでは以下のような取り組みを通じて、ご利用者様お一人おひとりの個性を大切にしたサポートを提供しています。

✔「あなたの声」を最優先に

「朝はゆっくり寝ていたい」「趣味のガーデニングを続けたい」「昔からの友人と会う機会を持ちたい」――どんな小さな願いでも、ご利用者様ご本人の「こうしたい」「こうしてほしい」というお気持ちを一番に尊重します。ご家族様の想いも大切にしながら、ご利用者様ご自身の意思決定を何よりも大切にしています。

✔あなただけの「オーダーメイド介護計画」

ご利用者様のこれまでの生活習慣、趣味、大切にしていること、そして心身の状態を詳しくお伺いし、多角的に把握します。その上で、お一人おひとりの「らしさ」を最大限に引き出すための、世界でただ一つの介護計画を作成。日々のケアの内容や時間配分まで、細かく調整していきます。

✔臨機応変な「その日の介護」

毎日同じことの繰り返しではなく、ご利用者様のその日の体調や気分、ご希望に合わせて、介護の内容や提供時間を柔軟に調整します。「今日は少し元気だから散歩に行きたい」「今日はゆっくり過ごしたい」といったその日の気持ちに寄り添い、無理なく快適に過ごしていただけるよう努めます。

✔専門家チームによる「連携サポート」

ケアマネジャーを中心に、医師、看護師、理学療法士などのリハビリ専門職、ホームヘルパーなど、様々な分野の専門家が密に連携し、チームでご利用者様を支えます。多角的な視点から、ご利用者様の心と身体の両面をサポートし、安心できる暮らしを提供します。

✔「できること」を大切にする自立支援

「もう〇〇はできない」と諦めるのではなく、「何ならできるだろう?」「どうすれば自分でできるだろう?」という視点を常に持ち、ご利用者様が持っている力や、まだできることを最大限に引き出すお手伝いをします。過剰な介助は避け、ご自身の力で生活できる喜びを感じていただくことを目指します。

介護が必要になっても、その人らしく、心豊かに暮らしていけるように。私たちは「区分介護」の考え方を通じて、ご利用者様の「自分らしい」毎日をこれからも大切にしていきます。

介護についてご不明な点やご相談がありましたら、どうぞお気軽にお問合せください。